ほとんどの人たちはわかっていない技術力の差
Googleに関して「検索結果はどれもほとんどかわらない」「売上のほとんどは単なるネット広告だよ」という人たちがいます。
かつて、日本ではヤフー検索がトップシェアでした。
ユーザからみるとヤフー検索もGoogle検索もそれほど変わらないものでしたが、システム的にはまったく別格でした。
ヤフーは日々増え続けるトラフィックに高性能なコンピューターで対応してました。しかしそれも限界に達してしまい対応できずに脱落してしまいました(現在、ヤフーはGoogleの検索エンジンを使用)。
つまり、外からみるとうまく行っているように見えても実際は火の車状態だったのです
技術的に優れているGoogleは最初からトラフィックの増加に耐えられる設計(GFSという独自ファイルシステム)で、多くのコンピュータを接続する並列分散処理で対応し、トラフィックがどんどん増えていってもまったく問題ありませんでした。
マイクロソフトの検索エンジンbingももしかしたら同じことが言えるかもしれません。つまり、ユーザ数が少ないから対応できているだけかもしれません。
このGFSはとても重要で、買収したYoutubeも同じ技術によってトラフィックの増加に耐えられるシステムにプログラムの書き換えが行われました。
10年以上ためこんだ膨大なメールからでも検索ワードですぐに検索してくれるGmail、使い慣れるとなんとも思いませんがか、スゴいことだと思いませんか?
技術力の厚みが他社とは比較にならないくらい大きく稼ごうと思えばいくらでも稼げる会社だと思います。わざと利益を出さないようにしているのではないかとさえ思ってしまいます(笑)
※このブログはalphabetへの投資を勧めるものではありません。投資先を迷っている方へのおすすめはS&Pです。