クラウド上で環境の設定などが不要でデータ分析や機械学習ができるGoogle Colaboratory(Google Colab)を使ってPythonで遊ぼうと思い、手始めにテストで何をやろうか…
と思っていたら年末なのでこの15年間のIT銘柄の株価を比較しようと思いやってみました。
最初は10年間と思ったのですが、リーマンショックの時期の株価も含めないと意味がないような気がして15年間の比較です。
アップル (AAPL)、マイクロソフト(MSFT)、アマゾン(AMZN)、Google(GOOGL)、IBM(IBM)、QQQ(ETF)の比較です。
自分の感覚ではどうせアマゾンが断トツで1位だろうと思っていたのですが、アップルが配当なしでも断トツの1位です。以下のチャートは配当、株式分割も含めたもので現在の株価は15年前の131.5倍となってます!

最初は何かの間違いだろうと思ったのですが、正しいですよね?
このチャートをみて3つのことを感じました。
1つ目は、着実に稼げる会社に投資すると、たった15年間で資産が10倍どころか100倍以上と大きく増える。
アップルの株を15年前に100万円分買うだけで、1億3千万円になったなんて驚きです。本当かな〜?
2つ目は、リーマンショックなどの暴落は長期投資からすると、ささいなことに感じる。
本当は対数グラフでみるとリーマンショックの凄まじさがよくわかりますが、線形のグラフだと2008年頃のリーマンショックって何もなかったかのように感じてしまいます。
3つ目は、高配当でそこそこ配当収入があって悪くないと思っていてもIBMをみるとやはりきびしい結果です。
このチャートをみると(今も)私の主力銘柄のGoogleは20倍まで行かずに物足りなさを感じますが、どちらかというとアップルとアマゾンが異常でスゴすぎです。
Googleに続きマイクロソフト、QQQとなりますが、マイクロソフトって長期でみると思ったよりもパフォーマンスが悪いです。
安心を考えると超長期では、やはりS&P ETFやQQQ ETFでしょうか?
ヒストグラム、ヒートマップなどもやってみましたが、Google Colabはブラウザ経由でクラウド上でプログラムが実行されるので手間がかからず高速でとてもいいです!