リタイア後に私も料理をするようになり(→朝昼夜の食事作り)、主婦の大変さ、嫁の大変さがよくわかりました。
食事を作るということは、栄養バランスを考え、何を食べたいかを想像して何を作るかを考え、材料を揃え、時間をかけて作ります。
その際、主人が何時頃帰るかを考え、逆算して料理を作り始めます。料理が冷めないように複数のものを同時に仕上げることは半端じゃなく大変な段取力が必要です。
ここまでして、主人から「今日は仕事で遅くなるから、ごはんを食べて帰る」などと急に言われるとやはりキツイだろうなと思います。これが、さらに「飲んで帰る」だと尚更です。
これが何度か続くとやってられなくなって料理が適当になってきてしまうのもしょうがないことかもしれません。
また、主人の立場からすると、こっちはやりたくもない仕事でひどい目にあってるんだ。とか、つき合いたくもない飲み会に誘われて、付き合いも仕事なんだとなり、主人と主婦の考えは平行線となってしまいます。また、お互い相手のキツさが理解できずに喧嘩っぽくなってしまうのもわかります。
幸いなことに、うちの嫁は私を理解し、働いている間は、ずっとめげずにサポートをし続けてくれました。
仕事が忙しい期間は家に着くのがいつも10時過ぎなのに食事を食べずに待っていてくれました。
「遅くなるから先に食べてて」って言っても「1人じゃつまんないから」と言って待っていてくれました。
本当に忙しい時は、終電がなくなりタクシーで帰ることもありましたが、寝ないで待っていてくれました。
今思うと本当に感謝してもしきれません。